「家中が加齢臭で臭い」「部活終わりの息子の部屋が臭い」という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?また、「親に部屋が臭いと言われる」と悩んでいる方もいるようです。
部屋が臭くなるのには原因があり、その原因を解消して対策することである程度は防げるようになります。
本記事では、部屋がおっさん臭い原因や消臭方法、臭くならないために日常的にできることについてまとめました。ぜひ今回の内容を実践し、良い匂いがする部屋を作っていきましょう。

部屋がおっさん臭い理由を学ぼうゼっ!
部屋がおっさん臭いのはなぜ?臭いの原因について解説

部屋がおっさん臭いと感じるのであれば、多くの場合加齢臭が原因である可能性が高いといえます。
ここでは、加齢臭が発生してしまう原因や放置するとどうなってしまうのかについて解説します。
加齢臭の原因
加齢臭は、皮脂腺からの分泌物である老化物質のノネナールが原因です。加齢とともにノネナールが発生しやすくなりますが、実はノネナール自体は枯れ草のような匂いであり、単体ではあまり臭くありません。
なぜ臭くなってしまうのかというと、ノネナールと汗に含まれている乳酸やアンモニアが結合することで、悪臭が発生するからです。
汗と皮脂の分泌が多いと加齢臭が強くなるといわれており、男性や太っており脂肪が多い人は特に気をつけると良いでしょう。また、女性でもホルモンバランスの関係などで30代頃から女性ホルモンが減っていくため、注意した方が良いとされています。
加齢臭を放置するリスク
加齢臭を放置すると、まず周囲の人間にストレスを与えてしまう可能性があります。本人は自分の臭いに気づきにくいものですが、臭いが原因で人間関係に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。
また、病気で加齢臭が強くなっている可能性もあるため、急激に体臭が変化した場合は健康状態に異常があるかもしれません。
考えられるものとしては甲状腺機能亢進症やパーキンソン病による皮脂腺の異常が代表的ですが、おかしいと思ったらまずは医療機関で検査してもらうようにしましょう。
部屋の中で臭いが発生しやすい場所とは?

部屋が臭いといっても、どこから臭っているのかを突き詰めなければ臭いを解消することはできません。
ここでは、臭いが発生しやすい場所とその原因について紹介します。
カーテン
カーテンは頻繁に洗うものではないため、体臭が吸着しやすく、臭いの発生源となってしまいます。また、カーテンに限らず布製品は臭いがつきやすいため、注意しなければなりません。
特に、長時間滞在する寝室のカーテンは臭くなりやすく、加齢臭のほかにホコリや結露によるカビなどが発生する可能性もあります。
寝具
寝ている間は大量の汗をかくため、マットレスや布団、シーツ、枕などの寝具も臭いが発生しやすくなります。特に、肌に直接触れるシーツや枕は汗・皮脂がダイレクトに吸着し、悪臭の原因となってしまいます。
寝具を毎日洗うことは難しいですが、1週間に1回程度は綺麗にし、清潔な状態を保つことが大切です。具体的な対処法については、後述する内容をご覧ください。
おっさん臭い部屋を今すぐ消臭する方法とは?

おっさん臭い部屋を消臭する方法は、次の4種類が挙げられます。
- 換気を行う
- 消臭スプレーを使う
- 寝具を洗濯・天日干しする
- 濡らしたタオルを振り回す
それぞれのやり方を解説しますので、ぜひ実践してみてください。
換気を行う
換気をすると、簡単に部屋に溜まっている臭いを外に逃すことができます。布製品などに染み付いた臭いを取り除くことは難しいですが、篭っている臭いを失くして蓄積しにくくする方法として効果的です。
換気をする際は、6畳〜8畳の部屋であれば、10分程度窓を開けておくと十分に空気が入れ替わります。
換気するコツとして、2箇所以上の窓を開けて空気が流れるようにしましょう。窓が1つしかない場合は、ドアを開けておき換気扇を一緒に回すと空気の入れ替わりが早くなります。
消臭スプレーを使う
消臭スプレーは用途に合わせてさまざまな商品が売られているため、臭いが気になる箇所ごとに適したものを用意すると良いでしょう。
消臭スプレーは臭いの原因となっている菌を分解・除去する商主成分を持っているため、ある程度の臭いを改善できます。また、臭いを予防するための商品もあるため、併せて使うと効果的です。
定期的にスプレーを使って臭いをブロックすることで、快適な部屋で過ごせるでしょう。
寝具を洗濯・天日干しする
寝具には汗が吸着しているため、定期的に天日干しすることで殺菌効果により消臭できます。また、併せて洗濯をするとより綺麗になり、臭いを除去しやすくなります。
天日干しする際は、紫外線が強い時間帯である10時から14時あたりがおすすめです。また、寝具は干している途中で裏返し、両面を乾燥させることがポイントです。
長時間欲しすぎると布団が傷んでしまうため、3時間以上干すことは避けましょう。そのほか、夜に近づくにつれて湿度が高くなり布団が湿気を吸収しやすくなるため、できる限り早めに取り込むようにしてください。
濡らしたタオルを振り回す
水分を含んだタオルは臭い成分を吸収するため、タオルを濡らして5分ほど振り回すと消臭効果があります。
ただし、タオルを振り回した直後しか効果を感じられないことが多く、原因となる物質を除去しない限り臭いが戻ってしまうのです。そのため、他の消臭方法と併せて活用すると良いでしょう。
部屋がおっさん臭い状態にならないための習慣とは?

最後に、日常的にできる部屋がおっさん臭くならないための習慣について、次の6つを紹介します。
- こまめに掃除する
- 空気清浄機を使う
- 布類を洗濯する
- 布団乾燥機を使う
- 消臭スプレーを使う
- 食生活に気をつける
一つずつ解説しますので、ぜひ日常的に意識してみてください。
こまめに掃除する
こまめに部屋を掃除することで、臭いを蓄積させずに除去できます。また、掃除と併せて換気をすることも効果的です。
特に、加齢臭を防ぐためには寝室をこまめに換気し、臭いをこもらせないようにしましょう。換気はカビを防いでくれる効果もあるため、ぜひやってみてください。
空気清浄機を使う
空気清浄機を使うと、臭いの原因である細かな粒子をキャッチしてくれるため、部屋を清潔に保つことができます。
設置する際は、空気の通り道に置くことでより効果を高められます。フィルターはこまめに掃除し、衛生的にすることがポイントです。
布類を洗濯する
上述のように、布類は臭いを吸収しやすいため、部屋が臭くなる原因となりやすいことが特徴です。
そのため、カーテンや寝具、カーペットなどの布類は定期的に洗濯し、汚れや臭いを溜めないようにしましょう。洗濯する際は、つけおき洗いをするとより効果的に臭いを除去できます。
布団乾燥機を使う
布団を洗えない場合(ベッドやマットレス)は、布団乾燥機を使うことで雑菌を除去し、臭い対策になります。
また、除湿することで布団がふかふかになるため、良質な睡眠を確保するためにも布団乾燥機の定期的な使用がおすすめです。
消臭スプレーを使う
消臭スプレーは、臭いの発生を防ぐ効果のある商品もあるため、用途に合わせて使うとより効果的です。
また、芳香剤やルームフレグランススプレーなどを使うと部屋の香りを変えてくれるため、消臭だけでなく良い香りのする部屋にしたい場合におすすめです。
食生活に気をつける
加齢臭を抑える方法として、食生活に気をつけることも大切です。皮脂の酸化によって加齢臭が発生しやすくなるため、皮脂の分泌を抑えたり体内が酸性になることを防いだりすることがポイントです。
脂っこい食事やニンニクなどの刺激物、アルコールなどは体臭をきつくさせてしまうため、日々の食生活を意識することで体臭の改善が期待できます。
具体的な食事内容としては、緑黄色野菜や海藻類、きのこ類、大豆製品などを積極的に摂取すると良いでしょう。
どうしても部屋のおっさん臭が気になる場合は?
今回は、部屋がおっさん臭い場合の原因や対処法、日常的に予防するための習慣などについて紹介しました。加齢臭を防ぐことは難しいでしょうが、臭いを残さないように気をつけることはできるため、ぜひ記事の内容を意識してみてください。
また、何をしても部屋の臭いが気になる、どうしても除去できない、という場合は、スッキリ回収へご相談ください。不用品回収をメインに行っていますが、消臭を兼ねた部屋の掃除などにも対応しています。
最短で即日の作業に対応しているため、こちらよりお気軽にお問い合わせください。